花王は長期保有にピッタリ!株主優待以上に魅力的な配当金&業績紹介

スキンケア製品やヘアケア製品、化粧品など幅広い商品を展開する「花王」は、一度は見たり聞いたり、中にはヘビーユーザーもいるでしょう。
様々な商品を扱う花王は株式を発行しているため、100株購入や証券会社によって1株から購入できます。

「花王は有名企業だけど…本当に買って大丈夫かな?」
株式購入の不安は分かります!ですが、花王はおすすめできる銘柄です!

【おすすめポイント!】

●景気に左右されないディフェンシブ銘柄
●配当金が連続増配中
●安定した業績と盤石な財務状況

花王の株式に関する不安をなくすために、花王について徹底的に解説します。
事業内容から業績&財務状況、株主優待はあるのか?等々、詳しく紹介しますので最後まで見逃せませんよ!



目次

花王はどんな会社?洗剤や化粧品など幅広く展開


花王は、一般消費者向けの化粧品や洗顔・全身洗浄剤、衣類用洗剤、おむつなど、幅広い商品を販売する会社です。
あなたも一度は、ドラッグストアやホームセンターなどで見たことがあるでしょう。

他にも、産業用の油脂製品や界面活性剤などの機能性材料製品を国内・海外で製造・販売しています。

画像元:花王 事業分野

●ハイジーン&リビングケア事業:家庭用洗剤やおむつなどのファブリックケア製品、ホームケア製品、サニタリー製品
●ヘルス&ビューティケア事業:シャンプーや洗顔料などのスキンケア製品、ヘアケア製品、パーソナルヘルス製品
●ライフケア事業:健康食品、アルコール製品などのライフケア製品
●化粧品事業:「カネボウ」を中心に、ソフィーナ、エストなどの化粧品を展開
●ケミカル事業:油脂製品、機能材料製品、スペシャルティケミカルズ製品

事業セグメントは5つに分かれています。
1つの事業に集中投資すると危険ですが、花王は5つのセグメントに分散させていますね!
仮に社会が不景気でも、生活必需品は買わなければいけないため、景気に左右されないのもメリットです。

生活必需品や日用品、様々なケア製品や化粧品等々、私たちの生活に欠かせない商品ばかり揃えているため、事業基盤がいかに堅牢かが分かります。

花王に株主優待はあるの?過去の優待情報は?


結論を言いますと、花王に株主優待はありません。
「何百株保有すれば株主優待がある」「長期保有すると株主優待をプレゼント」等もありませんので、株主優待目当ての方は厳しいです。

「過去に株主優待はなかったの?」
花王は今まで、自社製品のプレゼントやお得に買える優待券・商品券と言った、株主優待を実施していません。

同じ商品を扱う企業「ライオン」のように、株主優待はプレゼントされませんので注意しましょう!



花王は配当金が魅力的!配当が毎年上昇中!


花王に株主優待はありませんが、優待以上に魅力的な「配当金」があります!

画像元:花王 株主還元

配当金がなんと!「31期連続増配」しています!
企業によって配当金の減配や廃止がある中、花王は1990年から増配を繰り返し、今では10倍以上にアップしています。

さらに、株主還元方針として「安定的・継続的な配当(配当性向40%目標)」を提言しています。
花王の業績が厳しい状況にならない限り、配当金の減配や廃止は殆どないと考えられます。

そのため、短期売買をせず長期保有で配当金狙いの方にピッタリの銘柄と言えます。

花王は買うべき銘柄?業績をチェックしましょう


連続増配を続ける花王を買うべきかどうか?決めるには「業績」「財務状況」をチェックしましょう。

画像元:株探 花王(業績・財務)

2020年は売上から最終益まで減少していますが、過去3年間は安定した業績です。
2021年以降は、ピンチを乗り越えて更なる業績アップが期待できます。

財務状況見ると、確かに有利子負債倍率は上がっていますが、自己資本比率がつねに40%以上をキープしています。
さらに自己資本比率を高めているため、財務に問題ない健全な企業と言えます。

業績が悪く自己資本比率が年々低下する企業は、配当金の減配や最悪の場合「廃止」になります。
その点、花王でしたら安定した業績と盤石な財務状況がありますので、長期保有で配当金生活を楽しみたい方は買いの銘柄ですよ!

まとめ

100年以上の歴史を持つ「花王」は、株主優待こそありませんが「31期連続増配」をする優良企業です。
平成~令和の時代にかけて、花王の株式を保有している方は既に「10倍以上」の配当金になります!

だからと言って、今から購入して遅いわけではありません!
安定した業績と盤石な財務状況のため、花王がピンチにならない限りは配当の継続、または増配を行うと考えられます。

あなたが、長期保有に適した株を探しているなら、配当金が魅力的の花王をおすすめします!



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